木之下惠美ノート

(社)アロマハンドトリートメント協会理事長 らぼぞうスクール校長 ドイツメデイカルハーブと占星術

ワクチンどうする?2021

2月中旬を折り返した日本、

新型コロナウイルスのワクチンどうする問題が猛威を振るっています。

 

さてどうする?

どうしようと思う?

どうしなければならない?

それは誰のため?何のため?

結局答えは今、でるのでしょうか。

けれど出さなければいけないので

少し勉強しました。

 

まずはこの新型コロナと呼ばれる

ウイルスについて・・

 

中国武漢で猛威を振るった厄介なウイルスは、

2020年よりもう少し前にそこにあり、

2020年ものすごいスピードで世界中に広がり、

多くの命と生活をことごとく奪い続けることになりました。

 

2020年後半、

この新しいウイルスに対抗する

新しい種類のワクチンが、

大きな製薬企業から

世界に向けて出荷されるようになりました。

 

このワクチンのあらましは

ざっとこんな感じです。

ウイルスの設計図から研究されて作られた

核酸ワクチン」と呼ばれるもので、

mRNA、DNA、ベクターワクチンなどに分類されています。

本来、もう少し先の未来に出るかもしれなかった「核酸ワクチン」は、

世界を席捲したコロナ禍を受けて、

中国・アメリカを基軸に、

2021年世界の命に向かってその手を挙げ、

それらを世界の多くが受け入れ、

今世界中に広がっています。

 

ファイザー社・アストラゼネカ社・

ビオンテック社、モデルナ社、

ロシアのスプートニクV・・

ちなみに中国は、ベクターワクチン以外にも従来型の不活性ワクチンの接種の両方に舵を取り、リスク分散をしつつ、人民解放軍を中心に、実証実験のカタチですでに進めました。

 

そしてこの新しい時代に、

大きな国や世界の企業により、

様々な「核酸ワクチン」が、

機を逸せずと一気に世界に躍り出ました。

 

社会全体、世界全体、集団の自由と平等という大枠で考えると、どの「核酸ワクチン」が良いのかはさておいて、打たざるを得ない、もしくは打つことが当然なのかもしれません。

 

しかし個々個人の自由意志とひとつひとつの命とその未来という観点で考えると、答えをひとつにはできません。

 

ワクチンを打つ意義は、

重症化リスクを極力下げるためです。

 

他人にうつさないためではなさそうですね。

よって、マスクも手洗いも変わらず必須です。

 

ワクチンを打つ目的は、

免疫の「抗体価」を高めて、

ウイルスに勝てないまでも負け切らないようにすることです。

 

反面、これらの新しいワクチンの「副反応」はリスクが高いのか、その「副反応」はどんなものなのか、このワクチンの効き目に持続性はあるのか、集団接種によってウイルスの変異はどうなっていくのか、そんな疑問もついてきます。

 

●ワクチンの効き目には、どちらにせよ大きな幅があり、事前に予測はできない。

核酸ワクチンは実験では効果を見せているが、ワクチンも含め薬に副反応は付き物。

●世論が過剰にゼロリスクを期待すると、反動が非常に心配。

「新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実/峰宗太郎・山中浩之 より」

 

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ここからは純然たる私見です。

 

たぶんこれらの新しい時代の新しいワクチンは、どこのどういう「核酸ワクチン」だと良いとか悪いとか、変異したウイルスには、こっちが効くとか、そんな風にして、結局のところ、世界中で進んでいくのだろうと思うのです。

 

もう後戻りはできないのかと。

 

自然療法を伝える私はこう考えます。

命には無限の可能性と儚さと強さがあります。

結局のところ、獲得する免疫の記憶をもひっくるめて、あらゆる命の循環は、私たちの命の防衛を助けています。

 

新しいワクチンを打つのか打たないのかの選択は、現段階では、どちらもありなのかもしれません。

 

一生懸命に考えること・

が大切なのだと今は思うのです。

 

集団の自由と平等

個人の自由と命

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さてどう測りましょう。

悩ましいです。

 

 木之下惠美

 

2021年・ラベンダーからこんにちは

ラベンダーにはたくさんの種類があって、

それぞれが少しずつ違う作用を持っています。

種によっては刺激が強く、

種によっては雑草のようなものもあります。

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真正ラベンダー花/Lavandula angustifoliaは、

神経系統をナーバスな状態から開放し、

それにより引き起こされる

さまざまな愁訴に効果があります。

ラベンダーが癒してくれる愁訴の

代表的なものには、

不眠・不安・片頭痛・めまい・

過緊張による神経と

精神の不安定な状態

といったものが見られます。

 

真正ラベンダー花の香り成分も

水溶性の成分も、

血圧が不安定だったり、

動悸がある場合、

穏やかに改善します。

そして

体内時計を調節し、

認知症による深層的な不安状態を改善し、

徘徊や不安定な行動を

なくさせるよう働きかけます。

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ちなみに占星学で分類される真正ラベンダー花の性質は以下のようなものです。

 

古い時代から引き継がれた正統なラベンダーは、水星という支配星とそこに属する双子座の性質を正しく引き受けているため、あらゆる作用をその性質のもとで発揮します。

 

水星を支配星に持つハーブは、

神経と肺とあらゆる筋肉の均衡を守り、

全てものものを結びつけ、

奇跡的な変化を物質界において引き起こす

と考えられています。

ちなみに

水星を支配星に持つハーブには

真正ラベンダー以外にも

マジョラムやフェンネルなど

様々な素晴らしいハーブがあります。

 

 

古い時代からずっと引き継がれてきた正統なハーブたちとわたしたち人間との関係は、深く広く、時に高尚で、時に身近なものになります。そして正統なハーブは、時に神の遣いにも悪魔の遣いもなります。先に書いたものは、ラベンダーが神の遣いとして私たちに何をもたらすか・といった側面です。もしこれがトリカブトだったりフグ毒だったりすると、神の遣いもなるけれど、時に悪魔の遣いに強く傾倒することさえあります。

ハーブを含む自然の中の万物は、どの手にわたるかで、神にも悪魔にも従います。

 

中世的な表現になりますが、

真正ラベンダーのハーブを

ティ―として内服すると、

それは神の遣い

として働いてくれます。

たとえばこんな風に、

香りを嗅いで、

口に含み、

喉を通り全身に染み渡り

あらゆる神経の均衡を取り戻させる

 

それともオイルすなわち精油を、

アーモンドオイルに希釈し

手や腕、脚や腹、顔や背中に塗布すると、

サビついた体内時計が正常に作動し、

傷んだ神経と精神に支配されることがなくなる

それとも炎症をとって

痛みと痒みを去らせてくれる

 

2021年、もう1月も半分以上が過ぎたけれど

コロナ禍と社会とひととの関係は、

まだまだ困難がいっぱい転がっていそうです。

ひとつひとつ 少しずつ たんたんと

それでもお互い今年も生きていきましょう。

 

 

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木之下惠美

 

追伸:今年はもう少しこまめに書いていこうと思います(;^ω^)

 

 

 

迷走時代の感覚

2020年7月も残り数日となりました。

 

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半年前の令和初のお正月、

半年後の令和2度目のお正月、

ちょっと想像してみました。

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で、結論は、

現在過去未来の

時間のつながりとか、

懐かしさとか

希望のようなものが、

今までとは

どうも随分違って感じる

というものでした。

 

2020年7月も終わろうとしてる今、

どこから来てどこへ行こうとしているのか。

 

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今までだって、

そんな現実的想像を

日々探ってきたわけじゃないけれど、

春からこっち、

日々反芻するように頭に浮かぶのです。

 

今まではどうだったのか、

今はどうするといいのか。

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きっと多かれ少なかれ、

今まで感じたことがない

社会的・生活的迷走を、

誰もが多かれ少なかれ

しているんじゃないだろうか・

と妄想したりして。

 

見ること

聞くこと

嗅ぐこと

味わうこと

触れること

それらを統合して

私たちの人格は築かれています。

 

けれどコロナ禍という

新語が現れ始めてから

 

わたしたちは

五感と、五感から導き出される連想を

置き去りにせざるを得なくなってしまいました。

 

とりあえず生きていけるけれど

今まで恐れたことがない何かを恐れて。

 

ふと

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今年のケとハレ、

日常と非日常について思うのです。

今年は、

ケとハレのリズムがない、

盛り上がったり落ち着いたりのリズムがない、

又はこっそりしかできないので、

心身のどこかが

おかしくなるんだろうなあと思うのです。

 

五感の潤滑油

ケとハレ。

 

バーチャルなstay homeの中にあることが多い今こそ五感に目を向けてみたいのです。

 

 

木之下 惠美

 

 

 

 

 

今は必須のアルコールと水と石けん 

手、いつもより乾燥しますよね。

手、荒れますよね。

手、アルコールと水と石けんに

日々忙しく出会っていますから。

新型コロナウイルス対策の最前線で。

 

新型コロナウイルスとの関係がどう落ち着いていくのか…日々気になるところですが、出口が見えにくいのも事実です。

これから来る夏、秋、冬、手指の消毒と洗浄は、今と同じようにきっと続けていくことになりそうです。

 

今回は、その手指のことを、お話してみようと思います。少し長く書きましたので、ここからはお時間のある時にぜひ読んでやってください。

 

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手指は身体の他の部位と同じように皮膚で覆われていますよね。指先などは特に敏感な皮膚感覚を持っており、脳と神経と日々連携し、様々な情報を伝達をし合っています。

 

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[親指と他の指の付け根の関節は形が違うので、動き方も違いますよね。と言うことは、脳に望まれる仕事の種類も違うのです。]

 

皮膚は、皮脂膜で覆われ、その下に表皮層、そのまた下に真皮層と皮下組織があります。

 

表皮の表面を覆う皮脂膜の健康は、自律神経でコントロールされ、表皮層は、神経と連動して、私たちの身体を防衛し、こころの伝令をつかさどっています。

  

私たちが人間らしい生活をするために、手指はその最前線で働く最高の道具です。当たり前のようにその最高の道具である手指を、皮膚が覆っています。

 

皮膚の乾燥は、雑菌やウイルスに対する防御反応を弱めますが、昨今、ウイルスを寄せ付けない、またはその作用を弱体化させるために、手指から手首にかけて、特にアルコールをふんだんに使用しなければならないことが多くなっています。新型コロナウイルスから身を守るためには、とても大切なことなです。

けれど、手の皮膚も皮脂膜で覆われていますから、皮脂膜もアルコールや石けんで除去されてしまいます。手を洗い、アルコール消毒することがこまめになるほど、手の皮膚は荒れてしまい、防衛能力が落ちてしまいます。そして脳神経との間の連携もデリケートな状態になってしまいます。

 

カサカサした手指、痒みや痛みのある手指は、

脳と神経に対してもあまり良い影響を与えてくれません。手指の違和感は、知らず知らずのうちに気持ちに悪影響を与えてしまいます。

 

私たちの身体を外界から守る最前線である皮膚表皮は、自然の循環に即して、細胞を刷新しています。これを皮膚のターンオーバーと呼びます。

ターンオーバーは、年齢と共に衰え、肌の再生と剥離がうまく整わなくなっていきます。すると、皮膚のバリア機能を低下し、シワやたるみ、硬化とともに肌のトラブルを引き起こしやすくなってしまいます。

 

皮膚は、湿度が低くなる冬に、バリア機能が低下します。冬に皮膚が乾燥するのは当たり前・と思って過ごしがちですが、実は冬の乾燥が問題なのではなく、夏の高い湿度の次に湿度の低い冬がやってくることが問題であるようです。

 

   蒸し暑い夏  ⇔ クーラー

   乾燥した冬  ⇔ 暖房と加湿

 

このように日々交互にやってくる乾・湿変化も良くないのです。

   

 傳田光洋博士の最近の研究によると…(Sato.J.2002.J Invest Dermatol 119:900-4)

通常の湿度(40~70%)で生活をし、続いて乾燥環境(10%以下)に移っても、バリア機能に異常は起こりません。しかし、高い湿度(90%以上)の環境下で2週間過ごし、同様の乾燥環境に移ると、皮膚のバリア機能に顕著な低下が起きるそうです。

  

加えて、ウイルス対策をしなければならない今は、手指の清浄を保つために、アルコールと水と石けんをとても多く使用しなければならなくなっています。

 

また、乾燥環境に皮膚がさらされると炎症を起こすインターロイキン1αというたんぱく質が、皮膚表皮の最表層に溜まってしまいます。

 

その結果、乾燥環境にさらされている皮膚は、わずかな刺激でも、大きな炎症を引き起こします。また、免疫の最前線を担うランゲルハンス細胞も乾燥環境のもとでは増えてしまいます。

そのため、手指をこまめに洗う、アルコール消毒するという繰り返しは、アトピー性皮膚炎や様々な皮膚トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。

 

 

アルコールと石けんと水 ➡ ウイルスに対する対抗 

皮脂の健全化を促進する ➡ 肌のトラブルや老化を抑制

 

最初に、皮膚の表面を覆う皮脂膜は、自律神経がコントロールすると述べましたが、これはみなさんも日々の生活の中で、実感されていることと思います。

  

ストレスフルな状態  ➡ 皮脂が過剰に分泌される

疲れて代謝が悪くなる ➡ 皮脂がうまく分泌されない

 

そして、皮脂膜の下にある表皮層は、脳・神経と連動し、伝令しあう関係にあります。

 

温かいものを触れる ➡ 安心する

冷たいものを触れる ➡ 警戒する

 

この数ヶ月、そしてこれからの数ヶ月、それとも数年、私たち手指の皮膚は、私たち自身と外の世界の間の最前線の防衛隊として、一層過酷に働かなければいけません。

 

新型コロナウイルス対策のためのアルコール消毒としっかり手洗いとともに、保湿と手の感覚の健康を見直すことは、これからの少し長くなりそうなこの環境に、知らず知らずのうちに心を痛めないために、実はとても大切なんです。

 

最近、あなた何を触れましたか。

自分自身の手や腕の体温を感じてみてはいかがでしょう。ほんの数秒でもいいので。

それは最も近い温かな癒しです。

 

 

     木之下惠美 きのしためぐみ

 

 

ペストとヒトとのあまりにも長い縁、新型コロナウイルスとは…

令和最初の年明けは、新型コロナウイルスとの戦いから始まりました。それはすべての人を多かれ少なかれ巻き込んでしまいました。もう、こいつらとの戦いに気づかなかった日々の感覚を忘れてしまいそう。

一体、今この時が、このやっかいなウイルスとの関係の、どのあたりにあるのだろう、どういうことが起こるのだろう、と思うから、例えば恐ろしい伝染病をテーマにしたカミュの小説「ペスト」が今再燃しています。

ウイルスはヒトの10億分の1の大きさの微生物。人類史上何度も世界中で蔓延した疫病ペストは、細菌のひとつで、ウイルスよりずっと大きく、抗生物質と言う武器が効きます。新型コロナウイルスには抗生物質が効きません。ペストは細胞を持っていますが、新型コロナウイルスは私たちの細胞を宿にして寄生して増えます。

カミュが取り上げたペストの流行は、人類史上何度も繰り返されてきたのですが、特に14世紀のヨーロッパの大流行が歴史上よく知られています。この時期のペスト(黒死病)大流行のはじまりは、10世紀から11世紀に行われた十字軍の遠征であったようです。十字軍がイスラム諸国からヨーロッパへ持ち帰ったものは、多くの財宝や知恵とペストを持ったネズミでした。ペストは何度かの流行りの波を繰り返しながら、ヨーロッパのあらゆる都市から世界中に広まります。これは、都市の人口の急激な増加に、下水施設などの衛生環境が整っていかなかったことも要因でした。14世紀には、ヨーロッパの全人口の約3分の1の人々(イタリアでの被害が甚大であった)が、ペストにより死亡したとの報告もあります。

その後もペスト(黒死病)は、何度かの大量の死者と、迷信的な魔女狩りを繰り返しながら、断続的に流行ります。例えば1665年~66年には、ロンドンでのペストの大流行により、市民の4分の1が死亡しています。この悲惨な大流行の結末は、1666年、ロンドンで起こった空前の大火災により、85%の住宅を焼失したことで、ペストの宿主となるネズミの生息場所を減らすことにより迎えられました。その後、1720年には、ペストによって、フランスのマルセイユで10万人の犠牲者が出ました。ハワイのオアフ島では、1899年に入港した香港からの船により、中国人街を壊滅的な被害をもたらし、それでも流行が止まらなかったため、市が中国人街をすべて焼き払い、多くの犠牲をもたらします。日本には、1899年、神戸港に入港した台湾船の船員から広がり、約30年に渡り、大小の流行を繰り返しながら、収束しました。そして、1900年にはサンフランシスコ、次いでオーストラリアで発生し、1925年までの間に25回の流行を繰り返し多くの犠牲を出しています。

 

ペスト菌は、1894年フランスのパスツール研究所のアレクサンドル・イエルサンと北里柴三郎により、同時期に発見されました。現在は、ペストのDNAを14世紀に埋葬された墓地から採取した遺伝情報から、それまでに判明した系統と合わせて5系統のペスト菌が知られるようになりました。同時にペストの起源が、中国の雲南省で、今から約2600年前にまでさかのぼることも知られるようになったのです。

 

2600年!何と長い戦いでしょう。そして今も世界でペストに罹る人が少なからず出ているのです。

 

新型コロナウイルスとの戦いを、私たちヒトがコントロールすることできるのはいつのことでしょう。心を崩す前にコントロールできるのでしょうか。同時に、心を崩さないことも考えていかないといけない時に来ていると思います。

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木之下惠美

 

 

 

みたこと無いことだらけだから

日本中がみえない不安に覆われる

こんな時が来るなんて。

新型コロナウイルス

日本中のすべてのひとに

そんな気持ちを抱かせました。

ました・って言ってみました。

 

そうすることによって、

この時経験していることを、

少しは達観できるかもしれないから。

 

ウイルスの今、

ウイルスが生きてきた時代、

私たちのDNAのこと、

そして、

新型コロナウイルスへの対応策、

わたしたちの免疫と代謝・解毒のチカラ、

かつての時代のウイルスとハーブの関係、

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今のところは決定的な解決策はないけれど、わたしたち人間とウイルスが刻んできた歴史から、わかることがあります。

 

40億年生きてきた微生物のウイルスと20万年生きてきたホモサピエンス・サピエンスのわたしたちは、これまで共進化しながら生きてきました。

ものすごくざっくりまとめると、わたしたちの細胞というかあらゆる生命体の細胞を、その好みに合わせて宿主(しゅくしゅ)にして生きるウイルス属は、その性質をギアチェンジしたり、パワーアップすることができます。それも世代をまたがずに同世代的に。要は限りなくスピーディーにやる時はやる・進化できるということです。

それゆえに、私たちが様々な合成薬をつくり出し、ウイルスに対し強烈に抗うと、彼らウイルスは、一層バージョンアップして、食い下がります。

 

かつてわたしたちは歴史の中で、様々な感染症にかかってきました。ペストや赤痢や梅毒やコレラマラリアデング熱エイズやハシカ、時には国や街を丸ごと絶滅させた感染症もありました。

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けれど賢いわたしたち人類は、なんとかウイルスにも細菌にも勝とうと頑張ってきました。

19世紀に入るとアスピリンやサルファ剤、ペニシリンの発見と合成によって、人類は一時的に完封勝ちのごとく勝利します。1900年頃のイギリスでは、50歳にも満たなかった寿命が、おかげで百年もしないうちに、軽く70代を超えることができました。こうしてそれまでに経験したことがないほど、世界中で多くの人が、健康に長く人生を送ることができるようになりました。

けれどそれはほんの百年ほどのことでした。

21世期を待たず、ウイルスは強烈な合成薬に勝つ鎧と武器、すなわち多剤耐性というチカラを得てしまいます。

 

こうして見てみると、新型ウイルスによる混乱は、人類の歴史からみると、目新しいことでは無いように思えます。が、しかしそうでしょうか。かつて20世紀より前の時代に人類が経験してきたと同じでしょうか。新しい画期的な薬に対するウイルスの耐性は思うより素早いことがわかってきたわけですから。ここは科学者にお任せする部分も大いにあると思うのですが、それだけ・ではいけない気がします。

今はこの危機を脱することが先決です。と同時に、こうして生活者として待機し対策を行う間に、地球で生きる人間として、いよいよ真面目に、これからどうすると健康に幸せに地球で生きていけるか・を考えたいと1人類として思いました。

 

木之下惠美 

 

度数の高いウオツカをアルコールに

消毒用エタノール

無水エタノール

マスクも

市販の消毒系グッズも

街からざっくり消えましたね。

 

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武漢熱・新型肺炎

新型コロナウイルスについて、

首相官邸厚生労働省からは、

少し重いインフルエンザとか

致死率が低いとか

熱が出ても4日は温存してとか

 

中国武漢のこの数ヶ月は、

あのクルーズ船は、

まぼろしでしょうか

ノアの箱舟でしょうか。

 

マスク&エタノール騒動は

WHOとスパイが仕組んだ

風邪とインフルエンザ対策の

ドッキリでしょうか。

 

防衛意識は自衛でね・

ということでしょうか💧

 

ならば…

らぼぞうスクールの

2月のらぼ姫会でも

お話しましたが、

ウオツカを使った

アルコール除菌剤の基本を

ご紹介します。

 

76.9 — 81.4 vol%のエタノール濃度が、

ウイルスの働きを担っている

エンベロープを最も不活性化する

アルコール度数です。

 

無水エタノールを精製水で薄めることでも

ウイルス不活性に役立ちますが、

エタノール類が買えないことも多いので、

酒屋さんで購入出来る

ウオツカでまいりましょう。

 

必要なのは、

無香料の

40度ウオツカと

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90度以上のウオツカ(96度スピリタスが手に入りやすい)です。

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40度ウオツカを30ml

 96度スピリタスを60ml

ビーカーで混ぜ合わせます。

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キッチンペーパーやテイッシュにとって

ドアノブやスイッチなどに使えますので、

家や職場、外出先で自衛用に使えます。

 

ちなみに、

らぼぞうスクールでは、

らぼ姫会などの講座で、

このアルコール剤を

ぷるぷるジェルという

保水クリームと混ぜて

手ピ◯ジェル風にする方法を

学びながら作ります。

 

新型コロナウイルスは、

インフルエンザといっても、

少し様子が異なるようですから、

消毒用アルコールは、

あくまでもケア用として、

それでも自衛にはなりますので、

参考に。

 

1日も早く

政府が、国が、

国家防衛意識を

カタチにしてくれるよう

切に願いつつ。