木之下惠美ノート

(社)アロマハンドトリートメント協会理事長 らぼぞうスクール校長 ドイツメデイカルハーブと占星術

玉手箱クライシス

少し前にX(旧Twitter)やインスタで、

 

コロナ禍の始まりから
このかたについて

振り返り振り返り
何をどうしたっけと
思いめぐらせてみると

浦島太郎の玉手箱に
行き当たるんです

玉手箱を恐る恐る
抱えて立ち止まって
まわりをキョロキョロ
見渡していたような

そんな感覚に近かったんじゃないかなあって

 

呟きました。

 

ここではその続きを書こうと思うんです。

 

そこで書いた玉手箱の中身は、

時間だった気がするんです。

 

時間というか

時の価値というか

絶対的時間でも

相対的時間でもなく

開けたら瞬時に価値が変わる

過去の時間みたいなものが

玉手箱に入っていたんじゃないだろうかと、

そんなふうに最近思うんです。

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2019年のそれまでと

2023年のこれからは

どこかで段差超えを

しているような気がします。

でもそれが何かはまだ

はっきりとはわからないけれど。

ただわかるのは、

気づかなかった価値観の違いが、

さまざまな社会や人間関係の中で

浮き沈みしながら

生活の中で現れたり

消えたりしています。

 

例えば

街でマスクの人と

そうでない人がいることに

ふと気を向けることもあるけれど、

社会のひとりとしての自分に気付き、

当たり前の景色のように

違和感をやり過ごします。

 

ハーブや自然素材を

輸入する立場としては

円の弱さと世界のインフレと紛争

自然環境のとめどない不安定さも

小さな闘争感を

内側で奏でながら

焦燥感の波に翻弄されています。

 

過去の時間を玉手箱の中に仕舞い込み

2024年まであと40日もないんだなあと

未来に向かおうとする自分がここにいます。

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木之下惠美