2023年9月26日、
三日後には中秋の名月。
こんなに暑くてよいのだろうか
という余韻を残して
地球沸騰化時代の最初の秋、
もうすぐ10月がやってきます。
新型コロナのパンデミックは結局、
終息したようなそうでないような。
元気な社会の中では、
それは忘却の時期にあり、
小さくて脆い世界の中では、
深く浸潤していきつつあります。
つくり伝えることが
生業のひとつである私は、
気持ちの落ち着きどころを
探る日々を過ごしています。
どこか
世界大戦後の混乱にも似た
この日々の中、
社会は何かを変えようと
もがいていて、
けれど社会は誰かの顔色を
うかがってばかりで、
本当のことがよくわからなく
なっているような気がします。
なんて厄介な世界
わたしの内側も外側も
シンプルさが足りないのです。
おにぎりがおいしいとか
お祭りがうれしいとか
誰かが好きだとか
月がきれいだとか
答えなんて出なくても
今はいいと思うのです。
時代の変わり目って
きっとこんな感じなのかもしれませんね。