木之下惠美ノート

(社)アロマハンドトリートメント協会理事長 らぼぞうスクール校長 ドイツメデイカルハーブと占星術

令和のブギウギ

NHKの朝ドラ、

10月からの「ブギウギ」は、

笠置シヅ子をモデルに

描かれています。

大正3年生まれで

昭和60年に亡くなる笠置シヅ子は、

ブギの女王と呼ばれ、

晩年は女優に。

若き日から晩年まで、

昭和を生き抜いた女性です。

ドラマは歌とパフォーマンスと共に、

昭和の時代をアタマから

シッポまで楽しめそうです。

 

昭和は、

1926年12月25日から始まり、

1989年(昭和64年)1月7日まで続きました。

60年以上続いた元号昭和ですが、

20年ごとをくぎりに、

その姿を大きく変えています。

最初の20年は、近代化と世界大戦期、

次の20年は、高度経済成長期、

最後の20年は、経済狂乱期(成長からバブル経済へ)。

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昭和の前期・中期・後期は、

精神的にも環境的にも、

中心軸が短期間に

大きく転換しています。

昭和のはじまりから

終わりまでを生き抜いた

日本人の人生環境は、

変化のミラクルボール

だったのではないでしょうか。

 

今年は令和5年、

昭和から見ると

ひとつ元号を飛び越えた

未来です。

 

令和ですがたぶん、

昭和生まれも平成生まれも、

意識下のすぐ見透けるところに、

昭和の意識を飲み込んでいます。

例えば、

高度経済成長期に建てられたビル、

日本列島を縦断する高速道路や新幹線、

洗濯機やテレビやクーラー。

どれも昭和中期以降の賜物ですが

進化を告げつつも

大きな革新はなく

私たちの生活に密着しています。

 

平成は、

1989年1月8日から

2019年(平成31年)4月30日までの30年間。

20世紀から21世紀の節目を越えながらも、

社会は昭和後半の幻影を

引き連れて流れていた気がします。

平成は昭和の後半を見直したり

お手本にしたりしながら

調節した時代だった

のではないでしょうか。

 

そして令和。

2019年5月1日から始まり、

現在は令和五年。

始まったばかりですが、

すでに多くの事象や

事件が起きています。

 

生きるために突っ走った昭和、

昭和の幻影に悩まされた平成、

 

そして令和、

環境にせよ、

人間世界のルールにせよ、

昭和の当たり前を見直して、

解決しないといけないことが、

いっぱい転がっている気がします。

 

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昭和の戦後の絶望とは違うけれど、

令和のブギウギみつけないと・

と思うのです。

 

          木之下惠美