2020年7月も残り数日となりました。
半年前の令和初のお正月、
半年後の令和2度目のお正月、
ちょっと想像してみました。
で、結論は、
現在過去未来の
時間のつながりとか、
懐かしさとか
希望のようなものが、
今までとは
どうも随分違って感じる
というものでした。
2020年7月も終わろうとしてる今、
どこから来てどこへ行こうとしているのか。
今までだって、
そんな現実的想像を
日々探ってきたわけじゃないけれど、
春からこっち、
日々反芻するように頭に浮かぶのです。
今まではどうだったのか、
今はどうするといいのか。
きっと多かれ少なかれ、
今まで感じたことがない
社会的・生活的迷走を、
誰もが多かれ少なかれ
しているんじゃないだろうか・
と妄想したりして。
見ること
聞くこと
嗅ぐこと
味わうこと
触れること
それらを統合して
私たちの人格は築かれています。
けれどコロナ禍という
新語が現れ始めてから
わたしたちは
五感と、五感から導き出される連想を
置き去りにせざるを得なくなってしまいました。
とりあえず生きていけるけれど
今まで恐れたことがない何かを恐れて。
ふと
今年のケとハレ、
日常と非日常について思うのです。
今年は、
ケとハレのリズムがない、
盛り上がったり落ち着いたりのリズムがない、
又はこっそりしかできないので、
心身のどこかが
おかしくなるんだろうなあと思うのです。
五感の潤滑油
ケとハレ。
バーチャルなstay homeの中にあることが多い今こそ五感に目を向けてみたいのです。
木之下 惠美