広辞苑第7版で、
自然療法 を調べてみたけれどありません。
そうなんだなあ…残念。
自然 については、
① おのずからそうなっているさま。
天然のままで人為の加わらないさま。
あるがままのさま。
② (哲)人工・人為によりなったものとしての文 化に対し、人力によって変更・形成・規整されることなく、おのずからあるいは超越的なものによる生成・展開によって成り出でた状態。超自然や神の恩寵に対して言う場合もある。おのずからなる生成・展開を惹起させる力としてのものの性。本性。山川・草木・海など、人類がそこで生まれ、生活してきた場。特に、人が自分たちの生活便宜からの改造の手を加えていない物。また、人類の力を超えた力を示す森羅万象。精神に対し、外的経験の対象の総体。
と続きます。
療法 については、
治療の方法。
とありました。
自然療法 は、
人が無理な手を加えずに行う治療の方法。
ということになりますでしょうか。
わたしは、
アロマハンドトリートメントと
ハーブを含む自然素材の活かし方を
学び、実践し、伝えています。
自然療法家として。
広辞苑第7版で再確認して、
自然療法家としてあるならば、
生業のもととなる自然療法のツールは、
「自然」。
ひとにおいても植物においても、
そこは譲れないです。
香りも、
味も、
その療法としての働きも、
伝える人も、
人為的な変更や
生活便宜による変更はダメです。
要するに、
都合よく歪んじゃダメだということです。
生活便宜のない日を送ることは、
とても難しいけれど、
自然療法家は、
そういう毎日に、
命の振り子を置いて歩くようなもの
なのもしれません。
広辞苑第7版を見て、
そう思いました。