木之下惠美ノート

(社)アロマハンドトリートメント協会理事長 らぼぞうスクール校長 ドイツメデイカルハーブと占星術

自然療法について考える

広辞苑第7版で、

自然療法 を調べてみたけれどありません。

そうなんだなあ…残念。

 

f:id:hatsuho44:20180313222834j:image

自然 については、

 ① おのずからそうなっているさま。

     天然のままで人為の加わらないさま。

     あるがままのさま。

② (哲)人工・人為によりなったものとしての文   化に対し、人力によって変更・形成・規整されることなく、おのずからあるいは超越的なものによる生成・展開によって成り出でた状態。超自然や神の恩寵に対して言う場合もある。おのずからなる生成・展開を惹起させる力としてのものの性。本性。山川・草木・海など、人類がそこで生まれ、生活してきた場。特に、人が自分たちの生活便宜からの改造の手を加えていない物。また、人類の力を超えた力を示す森羅万象。精神に対し、外的経験の対象の総体。

と続きます。

 

f:id:hatsuho44:20180313224754j:image

 

療法 については、

 治療の方法。

f:id:hatsuho44:20180313224907j:image

とありました。

 

自然療法 は、

人が無理な手を加えずに行う治療の方法。

f:id:hatsuho44:20180313225010j:image

ということになりますでしょうか。

 

f:id:hatsuho44:20180313225754j:image

わたしは、

アロマハンドトリートメントと

ハーブを含む自然素材の活かし方を

学び、実践し、伝えています。

自然療法家として。

 

広辞苑第7版で再確認して、

自然療法家としてあるならば、

生業のもととなる自然療法のツールは、

「自然」。

ひとにおいても植物においても、

そこは譲れないです。

 

f:id:hatsuho44:20180313230300j:image

香りも、

f:id:hatsuho44:20180313230320j:image

味も、

その療法としての働きも、

伝える人も、

人為的な変更や

生活便宜による変更はダメです。

要するに、

都合よく歪んじゃダメだということです。

 

f:id:hatsuho44:20180313231644j:image

生活便宜のない日を送ることは、

とても難しいけれど、

自然療法家は、

そういう毎日に、

命の振り子を置いて歩くようなもの

なのもしれません。

 

広辞苑第7版を見て、

そう思いました。