木之下惠美ノート

(社)アロマハンドトリートメント協会理事長 らぼぞうスクール校長 ドイツメデイカルハーブと占星術

手と脳の気持ち

手は脳を語る。

脳は手の気持ちがわかる。

脳は手の最大の理解者。

手は脳の思いをカタチにする。

 

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手は、

脳の指令をダイレクトに受け、

それをカタチに変える物理的器官。

 

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“ こまちゃん ヒモ類にはどーしても触れたい💧”

 

手で触れて、

ふわふわしている

ゴツゴツしている

サラサラする

こういう擬音語も、

手が作り出した脳の気持ちです。

 

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“ 手で触れると印象に残る ”

 

雲がふわふわして

岩がゴツゴツして

小川がサラサラ流れていると

まるで触れたかのように目で見て思い、

それを誰かに伝えると伝わるのは、

手の気持ちを脳が知っているからです。

 

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“ ソフトクリームはふわっとなめらか ”

 

「ふわふわしていてなめらかな

              ソフトクリームなんだよ」といえば、

大概わかる

       ソフトクリームを口に運んだ時の感触も、

 

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“ 猫を触れたカンカク→癒される♪ ”

 

着るものやハンカチを選ぶ時、

手で触れたら、

いいなと思うのも、

やだなと思うのも、

情緒に直結している手の気持ちを

脳が理解しているから。

 

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手と脳は、

完璧な自然体のパートナーです。

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ツーと言えばカーと言う

ベストカップル

手&脳💓

 

手は、脳の気持ちを一番知っているし、

脳は、手が言いたいことを一番汲み取ってくれます。

 

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アロマハンドトリートメントは、

手と脳の気持ちをケアして、

ストレスや心身の不均衡を癒します。

 

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木之下惠美

らぼぞうスクールにて

 

 

 

 

花のハーブは感情を浄化する

ダマスクローズやオレンジの花

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ヤグルマギクやラベンダーの花

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ハイビスカスやブルーマロー

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マリーゴールド、エルダーの花

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ハーブは、

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葉や実、根なども使うけれど、

花もよく使います。

 

植物にとっての「花」は、

ハーブの効能を部位の特性として把握する時、

「せき止められた成長である」

と考えられています。

 

「花」は、

その植物が持つ最も良いものを全て含み、

次の命に託す為に種子を作り、

種子にエネルギーを尽くします。

 

美しく咲く花は、

色、カタチ、香り

全てにおいてその植物の最高傑作です。

 

ここで成長は終わり、

「花」は全てを「種子」に託して、

枯れていきます。

 

「花」のハーブや、香り成分である精油は、

脳の疲れを取ることにより、

身体の疲れを取り除き、

いきすぎる過度な思考を浄化し、

悲しみや怒りなどの負の感情を消していきます。

花のハーブの脳への働きは、

植物の花それぞれに個性もあります。

 

例えば、

ダマスクローズ(学名:Rosa damascena)

なら、

心にぽっかり空いた穴…例えば大失恋のような心の大きな損失による脳の疲労を修復し、安定した柔らかな感情を与えてくれます。

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例えば、

ジャスミン(学名:Jasminum grandiflorum)なら、

多忙などで疲弊した自己を回復させ、又は人づきあいで生じた気苦労により、疲れて硬くなった脳の機能をリラックスさせ、自信を取り戻させます。

 

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フラワーハーブ

花の薬草

ちょっと疲れた時

思い出してみてください。

 

その香り成分である精油

香りと味・飲んで癒されるハーブティー

活かしてみてください。

 

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らぼぞうで、

彼らはいつでもあなたをお待ちしています。

http://www.lavozou.com/school/index.html

 

 

 

 

 

 

脳の疲れと心の疲れ

香りを嗅ぐと、

その働きはすぐに、

脳神経の第1神経と呼ばれる

嗅神経に伝わります。

 

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目を閉じて、植物の香りを感じると

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ホッとしたり

スーッとしたり

 

嗅神経で受け取った感覚は、

電気信号となって

情動に速やかな反応を起こさせます。

 

いい香りー

幸せな気分

生きやすい感覚

 

脳にとって好ましい作用の香り成分が届くと、

脳は疲れから解放されます。

 

 

触れるという感覚を、

心地よい安心感で満たすと、

心の疲れを取ることができます。

 

温かい

安心感

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冷たい

不安と緊張

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感覚が引き起こす

脳と心の変化は

心身全てに影響を与えます。

 

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アロマハンドトリートメントは、

化学的、または物理的な心身の反応を、

正しく活かします。

 

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そのために学び活かし、

証明するためにも、

AHTAでは、

アロマハンドトリートメント臨床を、

コツコツと集め、検証しています。

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認知症

不眠

疲労

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生きる力を引き出すことが出来るよう

今日もコツコツ頑張っています。

 

http://www.ahta.or.jp/

 

 

心と身体を映す鏡・持ってますか?

自分の身体のことを、

どれくらいわかっていますか?

医者の不養生ならず、セラピストの不摂生。

そんなことになっていませんか。

こんな話を、

アロマハンドトリートメント講座でお伝えしたり、

エッセイや記事に書いています。

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これは、セラピスト向けたお話ですが、

家族の健康を守っているお母さんや、

部下の健康に気を配っているリーダーにも

当てはまることです。

 

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(みんな元気?こまちゃんはお花の管理かな^ ^)

 

心配する相手の心身のことに気を配り、

客観的に、何をどうするべきかは探るけれども、

自分のこととなると、

後回しになり、

客観的になれないことも多いものです。

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(大丈夫?と、こまちゃん💧)

 

大切な人を抱えれば抱えるほど、

そうなってしまいがちです。

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けれど、

アロマハンドトリートメントの講座や練習会で、

クライアント役になると、

自分の心身のシグナルにハタと気づきます。

 

あー腰の反射区が痛いなあ。

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あれ?鼻づまりには気づいていたけれど、

腎機能も弱ってるのかなあ?

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目の反射区痛い!スマホ見過ぎかなあ。

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クライアント役になると、

自分の身体が発するシグナルに、

なるほど!と気づくんですよね。

 

他人の心身には聡くても、

自分のこととなると置き去りにしがちな、

セラピストも、

お母さんも、

リーダーも。

 

だから、

施術をし合うと、信頼関係が生まれるんだと、

アロマハンドトリートメントの

講座や練習会を通して感じます。

 

最近では、アロマハンドトリートメントの施術で起こる、この一連の気づきのメカニズムのわけが、脳と神経のメカニズムからも、解るようになってきました。

 

そこには、

① アロマハンドトリートメントの施術で、

     クライアントに触れる位置の関係が、

      とても大切

② その手技の意味がそこに加わると、

      セラピストがクライアントの鏡になる

このふたつが叶うと、

素直な気づきと納得が起こり、自分の心身の不摂生を、自然に正そうとする心の動きが始まります。

 

アロマハンドトリートメントは、

魔法の鏡だなあ

日々、痛感しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臨床とアロマハンドトリートメント

タオルと精油とキャリアオイルと呼ばれる未精製圧搾油利用して、アロマハンドトリートメントは行われます。

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手と腕という身体部位に行う施術が、

どれくらい効果を発揮するのか…。

それを立証するための第一歩を

一般社団法人アロマハンドトリートメント協会のスペシャリストチームに分けて、

今年の1月から本格的にスタートしました。

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腕のこと

手のこと

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肩のこと

背骨のこと

骨盤のこと。。

つながる身体の仕組みを学びます。

 

そして、

自然療法をどう活かすべきか、

ハーブやオイルが人に与える影響と特性を

学び活かします。

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自然の循環と人の心身の関係に、

生きるヒントがいっぱい隠れている気がして、

臨床ですが、

真面目ですが、

新鮮で面白いことがいっぱい隠れています。

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それを見つけるためには、

頭を柔らかくして

心を柔らかくして

学び行動します。

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AHTAアロマハンドトリートメントは、

少しずつ成長して新たなる境地に向かいます。

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共に学びましょう!

 

一般社団法人アロマハンドトリートメント協会

http://www.ahta.or.jp/

 

 

 

 

 

メリッサとオレンジフラワー

メリッサは、レモンのような香りとシンプルな味わいで、どんなハーブとブレンドしてもうまく馴染むメディカルハーブです。

メリッサの和名は、香水薄荷。

または、西洋山薄荷。

シソ科の多年草でその葉をティーにしたり、

精油として用いたりします。

 

メリッサを描いてみました。

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ハーブとは、そもそも薬効のある雑草です。

その薬効のある雑草が、

5千年以上昔から形を変えず、

性質(成分)を変えず、

ひとの生命に役立ってきたため、

メディカルハーブと呼ばれるようになりました。

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大根や人参も、

ひとの生命に多くの良い効果を発揮しますが、

美味しさや栽培のしやすさなどを高められ、

大量に栽培することができます。

原則的に、

これはメディカルハーブではありません。

食養生として使われます。

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メリッサのお話に戻りますが、
メリッサの香りの持つ鎮静作用は、
シトラールやリナロールという成分によりますが、
これは成分のみであるより、
メリッサハーブである方が、
ずっと効果が高いのです。
これは、

ドイツメディカルハーブの

検証において知られているところです。

 

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メリッサティーは、

シトラールやリナロールなどの香り成分とともに、含まれる水溶性成分との相乗効果で、

ストレスによるイライラや不安、

不眠やこわばりを取る作用をもたらしてくれます。

メリッサはオレンジフラワーを少し加えると、

それらの働きを高めます。

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ハーブは生き物です。

どこまでも深淵で

どこまでも新たなる発見を与えてくれます。

 

らぼぞうスクール

http://www.lavozou.com/school/pdf/season11.pdf

栄中日文化センター夜講座

*毎月第3木曜日13時スタートの昼講座も随時募集しております。

http://www.chunichi-culture.com/programs/program_154791.html

栄中日文化センター大名古屋ビルヂング教室

http://www.chunichi-culture.com/programs/program_166542.html

ぎふ中日文化センター

http://www.chunichi-culture.com/programs/program_171700.html

 

 

 

 

 

自然療法について考える

広辞苑第7版で、

自然療法 を調べてみたけれどありません。

そうなんだなあ…残念。

 

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自然 については、

 ① おのずからそうなっているさま。

     天然のままで人為の加わらないさま。

     あるがままのさま。

② (哲)人工・人為によりなったものとしての文   化に対し、人力によって変更・形成・規整されることなく、おのずからあるいは超越的なものによる生成・展開によって成り出でた状態。超自然や神の恩寵に対して言う場合もある。おのずからなる生成・展開を惹起させる力としてのものの性。本性。山川・草木・海など、人類がそこで生まれ、生活してきた場。特に、人が自分たちの生活便宜からの改造の手を加えていない物。また、人類の力を超えた力を示す森羅万象。精神に対し、外的経験の対象の総体。

と続きます。

 

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療法 については、

 治療の方法。

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とありました。

 

自然療法 は、

人が無理な手を加えずに行う治療の方法。

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ということになりますでしょうか。

 

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わたしは、

アロマハンドトリートメントと

ハーブを含む自然素材の活かし方を

学び、実践し、伝えています。

自然療法家として。

 

広辞苑第7版で再確認して、

自然療法家としてあるならば、

生業のもととなる自然療法のツールは、

「自然」。

ひとにおいても植物においても、

そこは譲れないです。

 

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香りも、

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味も、

その療法としての働きも、

伝える人も、

人為的な変更や

生活便宜による変更はダメです。

要するに、

都合よく歪んじゃダメだということです。

 

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生活便宜のない日を送ることは、

とても難しいけれど、

自然療法家は、

そういう毎日に、

命の振り子を置いて歩くようなもの

なのもしれません。

 

広辞苑第7版を見て、

そう思いました。