木之下惠美ノート

(社)アロマハンドトリートメント協会理事長 らぼぞうスクール校長 ドイツメデイカルハーブと占星術

本当・ということについて

新型コロナウイルスとそれを取り巻くあらゆる生活と未来に対して刺さったトゲは、どこかで取れるのだろうか。

あれから一年半が経った今、ワクチンと治療薬のことも含み、様々な情報と環境が、気づくことができる浅いところだったり、気づけていない深いところだったりで、心を軋(きし)ませていませんか。わたしは感じます。

その軋みの正体を考えました。そうしたら、

「本当に大切にしたいことってなあに?」って心の奥から質問が返ってきました。

ワクチンの賛否も、治療薬が確定される時期も、どこかで決着が着くとは思うんですが、これからのこと・未来のことを考えると、やっぱり心にモヤがかかって、その答えが埋もれそうになるんです。今までだって未来のことがちゃんとわかっていたわけじゃあないけれど。これほどまでに地球規模で未来にモヤがかかるなんて…なかったんじゃないかなあ。

じゃあこのモヤの正体は何だろうと考えたんです。

このトゲ=新型コロナは、「社会生活において、自己実現をするために、このトゲを克服する努力方法がない」ことが問題なんだという単純な答えにたどり着いたんです。言うまでも無いかとは思うのですが、マスクとか三密を避けるとか手洗いうがいと消毒が必須とかっていう「コロナに罹らない努力」じゃなくて「建設的な未来の自己と社会を実現するための努力」です。

だから「本当に大切にしたいことってなんだろう」という質問に対する答えが、出きらないんです。もっと言うとね、本当・ということについて思う時、今は答えを出さない方がいいと思うんです。

 

真剣に生きていると、答えを出そうと努力します。あ、普段はとても大切です。でもね、今は答えをもう少し先の宿題にした方がいいと思うんです。いや、そうしませんか。とりあえず生きることを、今は最大の目的にしませんか。

 

自分のための本当・ということについて、考えるのは少し先の未来に委ねようと思うんです。まずは生きよっかなって。そして今までよりも少しだけ、今日を大切にしようかなあと。

 

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