2019年10月1日、
ゲノム編集食品が、
ボーダレスで、
日本国内に流通することになりました。
ゲノム編集の
とうもろこしやダイズなどの
輸入の解禁とともに、
国内では、
トマトやじゃがいも、
ピーマンやダイコン、
小麦などなど、
様々な研究と開発が進んでいます。
ゲノム編集食品と言えば、
筋肉が異常に発達した鯛や牛で
ご存知の方も多いのでは。
また中国で生まれた
ゲノム編集ベビーも
昨年末に話題になっていました。
ゲノム編集食品の国内流通について、
国内の省庁での審議が、
表だってされ始め、
私たちがいよいよ現実化するなと感じたのは、
昨年から。
農林水産省のホームページで確認することができます。
ゲノム編集が関わる分野は多く、
世界中のお金が集中し、
多くの環境問題や、
食糧問題と関係づけられながら
どんどん進んでいます。
ゲノム編集食品が、
よいことなのか・悪いことなのか・
うれしいことか・悲しいことか・は、
多くの情報のソースが、
どこなのかをしっかり見ながら、
考えていくと良いかもしれませんね。
ここでは、そこあたりはさて置き、
ダイズ・の効能についてのお話しをしてまいります。
日本人が「まめ」と呼んできたのは
「大豆・ダイズ」です。
「まめ」は「魔滅」と書かれてきました。
栄養豊富で魔を滅する「まめ(魔滅)=ダイズ」とは何でしょう。
縄文時代にはすでに日本でも食されており、
原産は中国ですが、
日本も原産地であった可能性があるようです。
「ダイズ」は
若いうちは枝豆として食べ、
熟した種子を大豆として食べます。
中医学では、
煮たクロダイズを発酵させて、
乾かすことにより漢方として活かします。
これを「香鼓(こうし)」と呼び、
消炎・鎮静・健胃剤として利用します。
『本草綱目』では、
ダイズを
甘温 無毒に分類し
以下のように伝えています。
胃腸を癒し落ち着かせ、
便通を良くして
むくみや腫れをとる
ゲノム編集されたダイズは、
さてどうなっていくのでしょうね。
木之下惠美