木之下惠美ノート

(社)アロマハンドトリートメント協会理事長 らぼぞうスクール校長 ドイツメデイカルハーブと占星術

自己中心と自由の違い

ちょっとハードなテーマだけれど、

「自己中心」と「自由」の違いについて考えてみました。

 

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「自由」には「自己責任」が

「自己中心」には「責任転嫁」が

もれなくついてくると、

一言でそんな風に思います。

 

「責任転嫁」という代物は、「他人のせいだ」と言う言い訳で、外側に現れてきます。

 

もっとうまくできたのに…

わたしはそれを受け入れられない…

あのひとがいるから嫌なんだ…

 

なんて言う言葉であらわれてきます。

 

そのうち、そういう言葉が熟成されると、

 

だから自由にやろうと思う…

わたしが嫌いなものは排除しようと思う…

 

なんていう「ちょっとおかしな自由」で、

まるで決着したかのような顔をあらわします。

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誰かだけの「片口(カタクチ)」で、こんな言葉たちを聞くと、人情として「そうか…大変だったんだなあ…」なんて同情しそうになるけれど、

 

世の常は、

「天網恢恢疎にして漏らさず」

真実はいつか世に にじみ出てくるもので、そうなってくると、間違っちゃった「変換された自由の産物」は、「不自由な自己中心」の問題の根本を解決をせずに、「不自由な逃げ道と虚勢(きょせい)」を導き出します。

 

「不自由な逃げ道と虚勢」は、アロマハンドトリートメントの施術の理念と全くの対局にあります。

 

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AHTA公式アロマハンドトリートメント1級2級のテキストは、昨年刷新したのですが、その中に、

「セラピストの安心感と肯定的な気持ちは、クライアントの領域にも広がります。」と言う一文があります。

 

これは、

セラピストは「自由を理解」して、施術を受けてくださるクライアントと「共感のキャッチボール」をすることが大切だと言う意味でもあります。

 

( 自由も共感も、心がカタくなると簡単ではないのですが、AHTAアロマハンドトリートメントの施術を通して体感することによって、少しずつしっかりとしたものになっていきます。)

 

今年は、AHTAアロマハンドトリートメントのもうひとつ上の公式資格 実技習得 課程のテキストも刷新します。

ゴールデンウィークももうすぐそこですね。

今年のゴールデンウィーク元号の架け橋のようにしてあるんですよね。

平成から令和。。

新たなる元号「令和」の時代を前に、

AHTAアロマハンドトリートメントの基本である

自由と共感 を目の前に掲げ、

令和の時代に踏み出そうと思います。

 

木之下惠美