当たり前にことだけれど、
爪に先から頭のてっぺんまで繋がっていて、
腰が痛くても、案外それは腰だけのせいじゃないことの方が多いし、
頭が痛くても、それは全く別のところが不調を抱えていたりします。
手から全身に効かせることを目的としたアロマハンドトリートメントは、
それを確信できる自然療法です。
自分自身で発信して不調の信号に気づかなくても、アロマハンドトリートメントを受けることによって、不調の原因に目を向け、自分の心身に向き合うことができます。
そればかりじゃなく、
不調を発する部位に関連した反射区と呼ばれる遠隔的な関連部位を刺激する反射区療法によって、時に緩やかに時に速やかに、その不調のもとである炎症や緊張やうっ血・うっ滞を取り除きます。
例えば、手のひらにある大腸の反射区のうっ滞を取り除いて、便秘を改善したり、同じく大腸の反射区の炎症を取り除いて、下痢を改善します。
クライアントの手のひらも手の甲も、セラピストであるあなたの手のひらと、ほぼ同様の領域を持っていますから、そこに密集する全身の反射区に、一度で触れてしまうことができることも大きなメリットです。大腸の反射区を触れながら、頭の反射区の緊張に気づくかもしれませんし、胃腸の反射区の炎症に気づくかもしれません。
手の気づきを
手で気づく。
セラピストは、
静と動の知恵と経験を同時に活かす。
アロマハンドトリートメントはそういう自然療法です。