アロマハンドトリートメントを通して、
セラピストについて考えてみました。
セラピスト、日本語にすると療法家。
それに近いイメージを持つ言葉で、
ヒーラーというのがあって、
これは日本語で癒し人でしょうか。
セラピストは、
何かの技や方法をマスターして、
対する者(広い意味ではあらゆる命)に行い、
健全な状態へと導く専門家です。
ヒーラー・癒し人は、
療法を含むなんらかの技能で、
対する者を鎮め癒す人です。
癒すこと
健全な状態にすること
一言で容易に言ってみるものの
深く広い概念です。
アロマハンドトリートメントを学び
行う人はセラピストですが、
それを自分という個に取り入れて自在に生かし、
対する者を癒すことができたら、
アロマハンドトリートメントの
セラピスト技術を持つ
オリジナリティのあるヒーラーなります。
では、癒しって何だろう。
今の私が気づくそれは、
「心身と習性への許し」が叶った時に
起こることだということです。
ここで言う「心身と習性への許し」とは、
心の痛みのもとや
ストレスのもとや
身体の痛みや辛さ(これはコリをほぐすとか炎症を鎮めると言った技能や薬草の特性に頼ります)
痛みや辛さを引き起こす生活習慣への気づきを起こし、手放し方を知ることです。
許すが湧き上がって来た時、
人は癒されると感じていると思います。
「心身と習性への許し」を。
もしくは、癒されたと感じてから
許すのかもしれません。
ぎゅっと掴んで離さないこだわりを
パッと手放してみると、
それは案外簡単かもしれません。
セラピスト技能を身につけたヒーラー・癒し人は、
そういう助けをする人です。
アロマハンドトリートメントの技能を活かすセラピストは、
介護や医療の施設・現場の中で、
さらっと普通にそういうことをしています。
大きいとか
偉いとかじゃなくて
ありがとうとか
よかったあ
とか
そういう気を残していく
アロマハンドトリートメントの
真のセラピストが、
私は大好きです。
木之下惠美