メリッサは、レモンのような香りとシンプルな味わいで、どんなハーブとブレンドしてもうまく馴染むメディカルハーブです。
メリッサの和名は、香水薄荷。
または、西洋山薄荷。
シソ科の多年草でその葉をティーにしたり、
精油として用いたりします。
メリッサを描いてみました。
ハーブとは、そもそも薬効のある雑草です。
その薬効のある雑草が、
5千年以上昔から形を変えず、
性質(成分)を変えず、
ひとの生命に役立ってきたため、
メディカルハーブと呼ばれるようになりました。
大根や人参も、
ひとの生命に多くの良い効果を発揮しますが、
美味しさや栽培のしやすさなどを高められ、
大量に栽培することができます。
原則的に、
これはメディカルハーブではありません。
食養生として使われます。
メリッサのお話に戻りますが、
メリッサの香りの持つ鎮静作用は、
シトラールやリナロールという成分によりますが、
これは成分のみであるより、
メリッサハーブである方が、
ずっと効果が高いのです。
これは、
ドイツメディカルハーブの
検証において知られているところです。
メリッサティーは、
シトラールやリナロールなどの香り成分とともに、含まれる水溶性成分との相乗効果で、
ストレスによるイライラや不安、
不眠やこわばりを取る作用をもたらしてくれます。
メリッサはオレンジフラワーを少し加えると、
それらの働きを高めます。
ハーブは生き物です。
どこまでも深淵で
どこまでも新たなる発見を与えてくれます。
らぼぞうスクール
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